印刷物からカット絵を作る

スキャナーで印刷物からカット絵を作る方法を紹介します。ここで言うカット絵とは、背景を透明化したgif画像です。

先ず、スキャナーで欲しい画像を取り込みます。このとき、解像度は大きくても300dpiで十分です。ここでは、200dpiで横幅7cm程度の画像を取り込みました。

敢えて、実寸で載せますが、横660ピクセルの画像で、jpgに圧縮しても30KBくらいあります。画面の解像度はおよそ75dpiなので、200dpiで撮ると実寸の約3倍の大きさになります。
 加工するので、あまり小さすぎてもだめですが、取り込むときに必ず調整してください。例の画像は、色上質に印刷されたものなので、全体に色が付いていますし、折り目のしわも付いています。

この画像を、ペイントなどの画像処理ソフトで開きます。無駄な部分や背景を白(FFFFFF)で塗り潰します。
ここからは、縮小画像を載せますが、実際は処理が終わってから縮小します。

線で囲まれた部分は、背景の塗りつぶしでは残ります。囲まれていないところは、塗りつぶしたい色で線を引き、閉じておきます。

この様にして、絵に好きな色を付けていきます。これも、塗りつぶしツールを使います。

(jpeg画像)

色塗りが終わってから、実際に使うサイズに縮小します。およそ3倍の大きさで処理し、1/3に縮小します。これで、小さな点などのゴミは消えます。

このような、単色画像は、jpgでは色が滲んで汚くなります。最後に、gif形式にして保存します。このとき、色数が256色に減らされるので、ペイントでgifにすると色が変わってしまうことがあります。いったんbmpで保存しておき、これをフォトエディターまたはペイントショッププロなどのソフトで開き、ここでgif形式に変更します。

(gif画像)

上と比べてください。gifの方が、色や線の滲みが無くきれいな画像になります。しかも、背景色を透明にすれば、切り抜いたようになります。

この画像は、実際には256色も使っていませんので、最適化をして減色すれば、画像のファイルサイズを減らせます。ペイントショップがあれば、おまけにアニメーションショップも付いてきます。これには、gif画像の最適化メニューがあります。gif画像をアニメーションショップで開き、ファイルメニューの最適化ウィザードを起動します。

次へ・次へで進めていきます。256色→128色にした後で、もう一度最適化ウィザードを起動し繰り返すと、128色→64色→32色と減っていきます。しかし、やりすぎると汚い画像になってしまいます。6色しか使っていない、と思っても、縮小したときに不自然なギザギザがでないよう、微妙に色が増えています。

完成品は、上の画像です。256色では11KBありましたが、64色まで減らして7KBになりました。紙に印刷する画像なら、もっと大きいままで構いませんが、インターネットで使う画像は少しでもサイズを減らしたいものです。

*このページは、透過gifの効果が分かるように、背景に色を付けています。

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