Gmail の使い方

 Gmailは、いわゆるFreeメールという、無料で使えるメールです。このようなfreeメールは他にもありますが、無料で使える代わりに、個人情報を提供させられたり、メールの本文に宣伝を追加されるものがほとんどです。Google社が提供するGmailは、スポンサーの広告料で運営するものではないので、個人情報の提供も広告宣伝の追加もありません。ブラウザからログインして、インターネットにつないだまま読み書きするwebメールとしてだけでなく、OutlookExpressなどのメールソフトに設定して使うPOPメールの機能も備えています。実際には、この形式で使うことがほとんどですが、Webメールで接続すると、さらに便利に使えます。

 インターネットのアドレス欄に、 http://gmail.com と入れて接続すると、ログイン画面が表示されます。実際のアドレスはもっと長いものなので、この画面が出てからお気に入りに登録します。

ここで、ユーザー名には アドレスの@の前の文字を入れます。パスワードを入れた後で、自分のパソコンであれば「次回から入力を省略」にチェックを入れれば、以後の接続が自動になります。ただし、これは他人のパソコンではチェックを入れないでください。ログインボタンをクリックしてログインします。

Gmailの若干の問題の中には、OutlookExpressで接続できなくなるということがあります。これは、多くの人が、同じgmail.comというサーバーにアクセスするため、混雑で繋がらないだけで、やり直せば回復します。時間がかかる場合もあるので、急ぐ場合はWebからログインすると接続できます。

しかし、Webからのログインでも、パソコンの環境によっては、「ページが表示されました」となっても、白紙の画面しか出ないこともあります。原因は不明ですが、そのようなときは、ブラウザの更新ボタンをクリックしてください。

ログイン後の画面は、受信トレイが開いた状態です。しかし、ここにメールがない場合があります。POP受信をする設定になっていて、受信後のメールを「アーカイブ」する設定になっている場合は、メールは「すべてのメール」という場所にアーカイブされています。アーカイブは、Gmailの特徴の一つで、大量のメールを効率よく保存するために、一定の方式で圧縮処理することを言います。受信トレイにメールが並ぶと、ログイン後の画面に何千通ものメールの一覧を表示しなければならなくなり、時間もかかります。読み終わったメールは、チェックを入れてアーカイブボタンで、「すべてのメール」フォルダに移動しておきます。また、すべてのメールを見ることで、保存されているメールが確認できます。Gmailは、6G(ギガ)バイトものメールを、保存しておいてくれるので、削除しなくても5年くらいはためておけます。メールのバックアップの意味もあるので、削除しないほうが良いです。

迷惑メールフォルダのチェックをしてください。ここに自動で分けられる迷惑メールは、Gmailが独自に収集したデータベースをもとに、自動で仕分けされます。この仕訳は、間違うこともあるので、ここを開いて、迷惑でないものがあったら選択して「迷惑メールを解除」をクリックします。これが、実はGmailのポイントです。「送ったのに届かない」というのは、自動で迷惑メールにされてしまうからです。
その基準は、初心者のメールにあてはめられるものが多くあります。添付ファイルだけ送る・件名を書かない・不自然に短い・初めて送られてきたアドレス帳にもない人からというメールは、だいたい迷惑メールと判定されます。しかし、ここで解除しておくと、送信者などが登録され、以後迷惑と判定されなくなります。デジカメのメールだけ送る、携帯から返信テストしたというようなメールは、まず迷惑メールに入ってしまいます。

すべてのメールを開くと、件名に(5)などと数字がつく場合があります。これもGmailの特徴で、同じ相手からの返信などのやり取りは一つのスレッドにまとめられています。すべて展開をクリックしてスレッドを開かないと、最後のメールしか見えません。これも、大量のメールを保存するための仕様なので、使い方を覚えてください。

設定のリンクをクリックすると、各種設定の画面に進みます。ある程度使いなれてから進んでください。すでに設定してある場合、変更すると使えなくなることもあります。OutlookExpressなどで受信するための設定もここにあります。

Gmailは便利な機能を備えた、お勧めのFreeメールです。プロバイダーに追加料金を払ってアドレスをもらうよりは、Gmailでアカウントを取得して使う方がお勧めです。プロバイダーメールは、引っ越したり回線を変更したりすると使えなくなってしまいます。Gmailは、環境や契約に関係なく使えますし、勿論旅行先でも使えます。

複数のアカウントを、Gmailに統合するには

OutlookExpressなどのメールソフトに、複数のアカウントを設定している人も多いと思います。Gmailを使う前のメールアカウントを、Gmailに統合する便利な機能があります。これを使うと、複数のメールもすべてGmailで受信できます。通常は、このような設定は、プロバイダーメールの側で転送設定をして使うのですが、Gmail側の設定でプロバイダー側の設定も自動で代行してくれます。転送を許していないWebメールなども、この設定でGmailだけで受信できます。設定に必要なものは、メールアドレスとメールパスワードで、サーバー情報は自動で設定されます。これは新しく追加された機能なので、設定のページを開くと上の図と異なる「アカウントとインポート」という項目が追加されています。
これを開いて、上の「メッセージと連絡先のインポート」をクリックします。

以下、手順1から必要事項を入力し、続行ボタンをクリックして進めます。最初は、メールアドレスです。



次にパスワードを入れます。

アドレス・パスワードを入れると、通常は自動でメールサーバー名が入りますが、間違っていたり、メールの種類によっては次に手動の設定画面が出ます。これでメールの所在が確認できれば、ステップ2の画面に進みます。

ここは、目的によってチェックを確認してください。メールをインポートは必須です。
2番目の、サーバーに残すのチェックは、他のパソコンにPOP3メールとして登録していて、こちらで受信後にサーバーから消すのであれば、チェックを外します。その場合は、先に他のパソコンで受信してサーバーから削除してしまうと、Gmailでチェックしたときには残っていないので受信されません。これが嫌で、すべてのメールをサーバーに残す設定を両方でしてしまうと、いつまでもサーバーに残り、そのうち100MBGB程度の容量を超えてしまって、メールが受信できなくなります。Gmailは、7GB以上も容量があるので、Gmailで受信した後サーバーに残さないようにしておくほうが良いでしょう。従って、チェックは入れません。Gmailにログインすれば、どのパソコンでも確認できます。
3行目の意味は、そのメールがGmailの受信トレイで見えるかどうかです。OutlookなどでGmailを受信する場合は、アーカイブされると受信しません。従って、推奨はチェックしません。
その下のラベルは、好みの問題です。ラベルをつけると、Gmailの受信トレイでなく、指定のラベル(フォルダ)に移動されます。

インポート開始で、メールがGmailにインポートされます。しかし、これには若干時間がかかります。といっても、通常は数時間で設定が繁栄されますが。

Gmailで、他のアカウントのメールも送信するには、

最初の画面で、「別のアドレスからメッセージを送信する」をクリックしますが、上記の「受信」のための設定は先にしておいた方が便利です。
この操作は、Gmailが他社のメール送信サーバーを使うので、若干手続きが増えます。ポイントは、そのアドレスにメールが送られるので、「許可する」という手続きが増えます。Gmailの設定画面だけでは完了しません。
この設定をすれば、Gmailで受信した他のプロバイダーのメールでも、返信ボタンでGmailでない送信者で送ることができます。

Gmailのフィルタ機能を設定するには、

設定のページから、フィルタの項目を開きます。
Gmailの優秀な機能に、迷惑メール処理機能があります。あまりにも優秀なため、迷惑でないメールも迷惑メールと判定され、別フォルダに移されてしまいます。こうなると、受信トレイに置かれないので、メールソフトで受信されません。1ヶ月以内にログインして、迷惑メールフォルダから救出しないと、「送ったのに来ない」ということになります。一度、教えればだいたいは覚えて以後はそのようなトラブルは無いのですが、初心者の不平の多くは、この点にあります。それを補うだけでなく、通常は有料の「条件付転送」などの設定も、Gmailの「フィルタ」で細かく設定できます。
たまに、件名も書かずに写真だけ送ってくる携帯ユーザーなどは、from欄にアドレスを登録して、「迷惑メールにしない」フィルタを登録したり、こういう件名のメールだけは自分の携帯のアドレスに転送したり、などの設定が細かな条件をつけて設定できます。
下の、新しいフィルタを作成をクリックします。

どの条件かを入力します。


fromは送信者、Toは受信者(自分)ですが、送信者名などの文字でも登録できます。

 次のステップに進み、「フィルタを更新」ボタンで登録されます。登録すると、このページに一覧が表示され、そこからフィルタを削除したり、条件を編集したりできます。いくつでも入りそうですが、入れすぎると負担がかかり、当然処理時間は遅くなるでしょう。条件を工夫して、10個程度にまとめた方が良いかもしれません。このフィルタは、Gmailで受信するすべてのメールに摘要されます。Win坊は、自分のメールはすべてGmail経由でフィルターをかけて使っています。ウイルスチェック・迷惑メールフィルタなど、プロバイダーメールにもあるサービスですが、Gmailのフィルターで分別すると、ほぼ完璧です。