セットアップ時の注意点

セットアップとはパソコンを購入して初めて電源を入れ、初期の登録をすることです。

1.インターネット・LAN環境

 Xpでは、セットアップの最初にインターネット接続を探してきます。
すでにLAN環境があり、ここからインターネットに接続する場合は、ネットワークケーブルを接続してから電源を入れます。おおよその設定は、環境を自動認識して勝手にやってくれます。
 しかし、モデムなどでインターネットに繋ぐ場合は、インターネットの設定は後でゆっくりやることにして、キャンセルしてください。ここで、プロバイダーを選んで自動申し込みもできますが、パソコンを購入してきた最初の段階では、自動申し込み・登録はだいたい失敗します。

2.ユーザー名の登録

Xpでは、5名までのアカウントを作って、デスクトップやメールなどの設定をアカウント別に作ることができます。このため、最低でも1人分は作らなければならないので、最初のユーザーを聞いてきます。ここで大事なことは、日本語を使わないことです。自動的に全角モードになりますが、半角に切り替えてから入れてください。分かりやすいユーザー名にしたい気持ちは分かりますが、ここで登録したものは、フォルダ名などに使われます。日本語のフォルダ名も許されてはいますが、ここで作られるフォルダは、システムフォルダとして重要なものになり、後で変更することができません。ここで日本語を使ったために、ソフトのインストールやネットワークの設定でトラブルになる場合があります。WindowsXpは、システムが複雑になった分、完全な日本語対応になっていません。日本のメーカーが作ったソフトなら問題はおきないかもしれませんが、microsoft社の製品の中にも、日本語文字のフォルダにインストールできないものがあります。アルファベットでユーザー名を入れておいてから、後で表示名を日本語に変えることができます。こうすれば、システムフォルダは半角名で作られ、表示だけ日本語名になります。セットアップ後に、ユーザーの表示名を変えるには、コントロールパネルのユーザーアカウントを開き、アカウントの変更で、名前を変えるを選びます。ここで名前を変えても、フォルダ名は変わりません。

日本語のフォルダ名が文字化けして、インストールできなかった例:Documents and Settings の下に、ユーザー名の名前のフォルダが作られているが、これが全角文字だと、フォルダが見つからないのでエラーになる。

ネットワークや、データベースソフト・エクセルなど、ちょっと高度な使い方をすると、全角文字に対応していないトラブルに見舞われます。システムで使うために自動で作られるフォルダ名は、日本語を使わないほうが安全です。その他の、ユーザーが勝手に作るものについては、日本語を使っても大丈夫ですが。

3.認証 (アクティベーション)

 Xp以降、windowsそのものやoffice製品(ワード・エクセル)などは、コピーして使えないように、認証を取ってから使用するようになっています。Xp発表初期には、インターネットや電話・faxで認証を取らないと、50日間または50回の起動後に、起動出来なくなってしまいました。このことは、現在でも同じですが、プレインストールモデル(購入時に既にインストールされているもの)に限っては、認証なしで使えます。特にWindowsXpというOS自体に認証が必要というのは、不便でした。現在は、office製品も基本的には認証なしで使えます。起動時に、ユーザー登録の画面が出ますが、これはインターネットに繋がっているときは簡単にできますが、インターネット環境が無いと、電話やfaxでmicrosoft社に送らないと登録(認証)できません。ここで登録すれば、認証を受けたことと同じになります。

 認証が不要なうちは、登録しないで使います。というのは、パソコンには「再セットアップ」というトラブルがつきもので、工場出荷状態に戻して使わざるを得ないことがあります。この場合は、windowsやoffice製品もすべて入れ直しになります。こうすると、認証が必要になります。初めての認証は、インターネットから簡単にできます。しかし、2度目・3度目は、microsoft社に電話を掛けて、その場で認証を受けないといけません。不正コピーでないことを説明しないと、認証がもらえません。登録していなければ、最初の1回目の再セットアップは、説明なしの認証で終わります。このために、初回の認証の権利を残しておいたほうが便利なのです。ユーザー登録することで得られるサービスは、今のところ大してありません。

OfficeXp(ワード・エクセル)も、プレインストールモデルは認証無しに使えます。最初の起動時に、使用許諾契約書が出ますが、これは認証ではありません。「同意する」をクリックしてください。

4.WindowsUpdate

 インターネット経由で、最新版のアップデートができるものです。WindowsXpも、2002年10月にSP1(サービスパック1)が発表されました。Windowsのマイナーチェンジといったところで、インターネットから古いバージョンを新しいものに変更できます。こうしたアップデートは、認証していない場合でもできます。このときひそかに認証される、といったことはありません。不具合が修正されたら、アップデートしておくほうがいいのですが、問題はデータの量です。数MBに及ぶこともあるので、まずアナログ回線では無理です。うっかりやると、数時間電話が繋がりっぱなしになります。ADSLなどの高速インターネットの環境でなければ、また内容がよく分からないものはアップデートしないほうが安全です。初期設定では、アップデートファイルが見つかると、自動更新してくれる機能が使えるようになっています。このため、しょっちゅう吹き出しが出て、どうしますか?と確認されます。これは、止めておいたほうが良いでしょう。

 WindowsUpdateは、危険も伴います。所期のXpにSP1を入れてみましたが、「終了(電源が切れる)」までにかなりの時間がかかるようになってしまいました。そのほか、サウンド機能が使えなくなったとか、CDドライブが認識されなくなったなど、結構トラブルに見舞われているケースが報告されています。基本的には、自己責任ということになります。OSそのもののアップデートは、しないほうが良いでしょう。

  郵便番号辞書の改訂版や、インターネットエクスプローラーのセキュリティアップの更新は、必要に応じてやっておいたほうが良いです。ワードやエクセルのUpdateには、CDが必要です。officeXpのCDを用意してから始めないと、途中で「持って来い」といわれてあわてて探すことになります。これも、不正コピー対策です。

 新しく購入したパソコンでも最新版ではありません。新しいうちにupdateしておきましょう。しばらく使ってからやると、トラブルを起こしたりしますが、購入したてのときに、updateをしておく方が安全にできます。変なようですが、セットアップのコツです。ADSL環境があれば、セットアップが終わったら、すべての推奨アップデートを実行しておきます。もし、トラブルが起きたら、もう一度工場出荷状態からやり直せます。プレインストールの段階では、間に合わなかった最新ファイルがかなりあります。