数式を使う

四則演算子(+足す −引く ×掛ける ÷割る)
これらの使い方は、算数と同じです。×は*(アスタリスク)で、÷は/(スラッシュ)を使いますが、計算の順序は電卓とは異なります。()を使って、計算の順序を替えることもできます。{ }はありません。二重・三重にするときも、すべて( )を使います。

電卓

エクセル(=から書き始める)

式の順序

計算結果

式の順序

計算結果

1+2*3=

9 (3×3)

=(1+2)*3

9 (3×3)

1+(2*3)=

7 (1+6)

=1+2*3

7 (1+6)

その他の計算演算子

 べき乗 ^ (キャレット) 2の3乗(2)は、 =2^3 とします。

セルの座標を使った計算式

 数式の中にセルの座標を入れれば、そのセルの数量が代入された式になります。このとき、数量の書式が答えにも当てはめられます。答えの書式を変えたいときは、書式・セルで変更します。

=A1 という式は、A1にあるものと同じものが置けます。コピー・貼り付けと同じ事になります。この場合は、A1の中身は文字列でも構いません。

=A1+B1 という式は、A1の値とB1の値を足す式になります。別のシートのセルを加えたい場合は、
=A1+シート名!B1 のように座標の前にシート名!(sheet2!B2などのように)を追加します。書き込むのが面倒なら、式の入力の中でマウスでセルをクリックすれば正しい座標が入ります。従って、式の入力の間はマウスでクリックして入力の確定はできません。セルに入力した後で、隣でクリックする癖のある人は注意してください。確定は「エンターキィ」を使いましょう。

循環参照というエラー
=A1+B1 という式は、A1やB1には書けません。計算が終わらなくなるからです。このように、式を書いた座標が式に含まれることを、「循環参照」と言います。このエラーは、メッセージがでたときに直しておかないと、シート全体の計算が不能になります。どこでこのエラーがあるか、後になっては見つけにくいのです。

定数を含む式
=A1+10
 という式は、A1の値に整数10を足した結果がでます。この場合は、A1にあるものは数量である必要があります。A1に日付が入っていれば、このシリアル値に10を加えた結果(10日後)が求められます。そして、書式もそのまま引き継がれます。

C列にはそれぞれAとBの列の値を足す式(=A1+B1など)が入っています。

A3には、実は日付の数量が入っています。それを、書式で aaa (曜日だけ)としているので、火が表示されていますが、実際には2002/12/31のシリアル値(37621)があります。これに10を足したので、C3には10日後の2003/1/10の日付が入り、書式は同じになるので 金 と表示されています。

時刻のシリアル値の場合
1行目の場合は、Bに25を入れて足しても25分後にはなりません。時刻の場合は、24時間が1なので、25分はその24×60分の25で、0.017361111・・です。これを入れるために、0:25をB2に書き込みます。定数で25分を書きたい場合は、 =A1+”0:25” のように半角のダブルクォーテーションで 0:25 を挟んで入れます。

文字の入ったセルの計算式

「文字は計算できない」と言いましたが、足す(繋げる)計算だけはできます。その場合の式は、+のかわりに&を使います。
=A1&A2&A3 は、A1とA2とA3の文字を繋いだ結果を返します。関数のCONCATENATEと同じです。定数を入れたいときは、 =A1&”曜日” などのようにダブルクォーテーションで挟みます。
スペースで区切りたいときは、” ”のようにスペースを挟んだ物を&で加えていきます。中身は全角でも良いのですが、””は必ず半角を使います。

上の例は、C列にそれぞれ =A1&B1 の様な式が入っています。A列で右寄せになっているものは数量で、左寄せになっているものは文字です。150のような標準書式の数量は、文字と繋げることはできますが、特定の書式で文字のように見せている数量は、文字列と&で加えたときには標準の書式(シリアル値)と加えられてしまいます。A3の水は文字ですが、A4の水は、図のように2003/1/1の日付です。従って、C4の結果のようになってしまいます。無論、C4は文字列ですから、書式を変更しても水曜日にはできません。
* C4の式を、TEXT関数を使って =TEXT(A4,”aaa”)&B4 のようにすれば可能です。 

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